冬至の夜明けはいつになく荘厳さを感じるものです。
それは、おそらく新年を迎える光よりも有り難いものだと自分の中では思ってのこと。
1月1日がどのような経緯で現在の暦の日付になったものかは存じませんが、冬至こそ、いちねんの始まりに相応しいように思います。
もっともそれは北半球に暮らしているから思うことであって、赤道部や、南半球で暮らす人々にとっては、また別な思いがあることでしょう。
それでもなお、冬至のご来光ほど春を予感させるものはございません。
高麗山聖天院勝楽寺 ※これらの写真は特別に許可を得て撮影しています。