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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

湖沼池

龍の潜む谷へ 名栗川源流・有間谷の森と渓

いざ、龍の棲みかへ 人の気配で逃げるカルガモ 雨(雪)あがりの朝 今年始めての雨らしい雨が降った関東平野翌朝は晴れ間が覗き、温かい日差しとなった ここは奥武蔵・名栗川(正確には入間川)その支流の有間川に設けられたダム湖 最近では鳥やさんたちには…

映画「君の名は。」糸守湖のモデルともされる諏訪湖。

諏訪湖は隕石落下によって作られた湖ではありませんが、 糸魚川静岡構造線の沈降によって、断層面に形成されたものであり、 地球規模の地殻変動によるという点では、隕石落下を凌ぐスケール感です。 さらに断層面には多くの火山が点在、 写真はそのなかでも…

荒川源流・中津川・消えゆく流れ

今年はいろいろありすぎた。 2009年。良い年となりますように。 年の終わり、大晦日、己へのケジメとして荒川源流へ向かった。 自宅から車で1時間半。同じ県内でも秩父はやはり遠い。まぁ、北海道や長野、岩手県内を移動するほどではないが。滝沢ダムの…

午後の光・奥多摩湖・東京

東京都の水源・奥多摩湖。 森で生まれた一滴の水が集まるところ。 僕たちは水がなければ生きることなどできない。 水こそ全てを司る大いなる根源なのかも知れない。 ただただ、ありがたく感謝するのみだ。 1995.12 Canon NF1 20-35mm F3.5 RVP

光る池(長野県八千穂高原・白駒池)

朝の光が池に差し込んだ瞬間、 水面から立ち上るモヤが白銀の輝きを見せる。 次々と天を目指しては、湧き上がる水。 液体から解き放たれた水の歓喜が聞こえる。 変幻自在に姿かたちを変え、天と地を往来する水。 やがて夜明けの儀式が終幕を迎える頃、 目の…

残雪

夜明けの気配を感じ、冷気が天へと帰って行く。 池に漂う残雪は巨大な流氷のよう。 やがて雄山の稜線から朝日が差し込む。 逆光に照らされたモヤと冷気が重なり、 辺りは光で満ちあふれてゆく。 2000.8.15 富山・立山室堂・みくりが池 Canon F1 FD80-200mm F…

湿原の朝

随分古い写真だ。 もう20年以上も前になる。 私が24才の時に撮ったものだ。 埼玉の自宅から自転車を漕いで尾瀬まで向かった。 三脚、35ミリ、ブローニーカメラまで持って・・・ 元気が良いというか、バカというか。 とにかくエネルギーが余っていた。 何かに…