atarashism@blog

奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

荒川源流

Whisper of the water

元旦の山行・奥秩父・白泰山

一年の計を模索すべく、そして、未来を目指し、一歩でも、半歩でも前に進むべく、荒川源流部を望む山へ向かった。 例年の元旦は氏神様(高麗神社)へ氏子として参拝に出向くのが習わしとなっているが、今年はカミさんにお願いした。 ウツに悩まされて、何が…

荒川源流・中津川・消えゆく流れ

今年はいろいろありすぎた。 2009年。良い年となりますように。 年の終わり、大晦日、己へのケジメとして荒川源流へ向かった。 自宅から車で1時間半。同じ県内でも秩父はやはり遠い。まぁ、北海道や長野、岩手県内を移動するほどではないが。滝沢ダムの…

The ripple of the swamp

Forest

写真展「荒川源流・水の回廊より」

年末です。無意味に忙しくしています。 さて、性懲りもなく、またまた「荒川源流」の写真展です。 一連の既発表作品からの抜粋、そして今回初公開の未発表モノクローム小作品。 会場はオシャレでおししいケーキ屋さんのギャラリー そこは本格的なフランス料…

お仲間

取材途中、車中で仮眠をとっていた。 何やら聞き覚えのあるエンジン音。 傍らに似たような車が止まっていた。 駐車角度を決めるのに、苦労していた様子。 どうやらドライバー氏も仮眠に入った模様。 ささやかな親近感・・・

魂の記録箱

「荒川源流 水の回廊+ONE」写真展最終日、舞踊家・香春(カワラ)とのコラボレーション「魂の記録箱」を上演した。 ギャラリーに設営した特設ステージで踊る香春に対し、僕がスライドをぶつける。 のっけから100カット用意した水のエネルギッシュな写真を、…

荒川源流「水の回廊」+ONE展、始まる。

荒川源流「水の回廊」日高展。何とか開幕にこぎ着けることができた。 これまで、キヤノンギャラリー銀座・福岡・大阪、 さらに、朝日新聞東京本社コンコースと巡回してきた同展。 今回は僕の暮らす地元のギャラリーでの開催となった。 初日はスライドトーク…

新達也写真展 荒川源流「水の回廊」+ONE

本日、ギャラリーの飾り付けをしました。 僕は途中でどうしてもはずすことのできない撮影があり、 そちらへ向かいましたが、 手伝ってくれた仲間たちによって、上手く展示できたとのことです。 さぁ、明日はいよいよオープニングです。 ローカルなギャラリー…

もうひとつ展示決定! 荒川源流「水の回廊」写真展

Design:tatsuya atarashi 昨日(24日)急きょ決定しました。 昨年のキヤノンギャラリーでの展示を引き継ぐ形で、築地の朝日新聞社の本社コンコースでの展示に声が掛かり、日程的にきついですが、快諾しました。 朝日新聞社正面玄関前のコンコースですから、…

大阪展

荒川源流「水の回廊」大阪展、明日飾り付けです。 そして明後日31日から展示が始まります。 会場には8/31、9/1、9/2の3日間、滞在いたします。 後半は残念ながら調整が着かず、不在となります。 どうぞご了承願います。 それでは、会場でお待ちいたします。

福岡展

来週から福岡展が始まります。 それに先駆けて、今週4日が飾り付けです。 久しぶりの九州へ、取材も兼ね、行ってきます。 ※後日談 福岡展、なんとか終了しました。 正直、訪れる人は疎ら。 認知度? テーマの問題? 車道に面したギャラリーの前を歩く人はほ…

たくさんの感謝

21年ぶりの銀座での個展は多くの人々に支えられ、おひらきとなりました。 ほんとうにたくさんの方々にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがたいことです。 瞬く間に過ぎ去った6日間。夢のような日々でした。 私はただただ、感謝の涙に溢れて…

オープニング

JPSの田沼会長より乾杯のご発声をいただきました。 (中央の白シャツが新です。 その左隣は今回、準備段階から司会をまでお世話になった、友人の大野広幸氏です) ほんとうにたくさんの方に来ていただきました。 コラボレーション「源流の淵より」 会場で友…

写真展「荒川源流・水の回廊」いよいよ始まります

24日、飾り付けも無事に済み、あとはオープニングを待つばかりです。 作品は全部で40点。 半切が34点、全倍6点(写真正面)です。 今回は奮発して図録も用意しました。 また、16枚組のフォトカード集も。 会場へは毎日行っています。 会期中はなかなか更新、…

新達也 写真展 「荒川源流・水の回廊」

この夏、キヤノンギャラリーでの写真展ですが、大阪梅田展の日程に変更がありましたのでお知らせいたします。まだ、先のことではありますが、どうぞお近くへおいでの際にはご覧くださいませ。(画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます) ■2006.…

西日・荒川源流・埼玉

ブナの森 ダケカンバ・消えゆく光 2mを超える笹藪をかき分けながら、延々歩くこと2時間あまり。 頼りになるのは、足下に低く続いているけもの道だけ。 キツネかクマにでもなった気分で、半ば這うようにしてくぐって行く。 いやが上にも野性的気分が盛り上が…

けもの道・荒川源流・埼玉

けもの道を辿って行くと、やがて大きなカツラに出合った。 どれくらいの時代を生きて来たのだろう。 伐採を免れ、今この時代に森の賢者として多くのことを語りかけている。 けもの道はそのすぐ真下を横切っている。 カツラが結界となり、森の生き物たちは守…

うごめく水・ 荒川源流(埼玉県)

川面と水平になり波を見つめる。 絶えず襲いかかる水飛沫は二つと同じ形には見えない。 視界いっぱいに波を捉えると、 そこには巨大な生き物がうごめいていた。 かくも清らかに美しくも見える水。 しかし、秘められた底知れない怖ろしさはいったい何ぞや。 …

激流

飛沫を浴びながら激流に向かう。 絶え間なく流れ続ける水を見ていると、 頭の中がグルグル回ってくる。 いったい自分が静止しているのか、動いているのか判らなくなってくるのだ。 そんなときは要注意だ。 水に吸い込まれないよう、気持ちを入れ替えよう。 2…