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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

祝・高麗郡建郡1300年記念

高麗郡建郡1300年を記念して

f:id:atarashism:20160522115017j:plain高麗神社・ひかりの参道 2016年5月

平成28年皇紀2676年)5月16日(月)、旧高麗郡(現日高市とその周辺自治体)は建郡から1300年めという節目を迎えました。

大和朝廷の命を受け、高麗王若光を郡司とした「高麗郡」がこの地(現日高市・高麗郷)に設置されたのは平城京遷都から6年後の西暦716年のことです。以来高麗郡明治29年入間郡編入までその名を記すことになり、実に建郡から1180年間も存続していたことになります。

高麗郡」の名が日本の行政区から消滅して120年後の今年、建郡1300年を記念した様々な行事が執り行われていますが、その中心となるのは、高麗王若光から60代と直系を重ねる高麗神社であることは言うまでもありません。今も昔も、高麗神社を核として高麗郡は栄え、その地に暮らす郡民たちが安心して暮らしてきたことは、今の高麗郷の姿と、多くの先人たちによる言葉の中に感じ取ることができます。

代々高麗の地に生まれ育ち、高麗王若光と縁のある名字を持つものとして、建郡1300年を心より慶びたいと思います。また、私たち高麗神社氏子としては、10月19日の例大祭における獅子舞の奉納を建郡記念の最大の頂点と考え、その日に向けて、気持ちを徐々に高めていくことになります。

1300年記念は、今年で終わるのではなく、いよいよ今年から本番が始まり、実にその思いは次の1400年めに向け、100年後の未来を担う子どもたちへ今の思いを語り継いでいくことが、私たちにできる、ほんのささやかな行いではないかと思いつつ、日々の暮らしを紡いで行きたいと感じています。100年後の2116年が私たちの子孫たちによって賑々しく迎えられ、世界全体が喜びと笑いに包まれた暮らしでありますよう、願い、祈ります。

 

f:id:atarashism:20160522115030j:plain新雪に包まれる高麗神社境内 2014年2月

 

f:id:atarashism:20160522124028j:plain冬至の朝日に輝く、真新しい高麗神社拝殿 2015年12月

 

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正月3日の高麗神社ご来光 元旦の賑わいも収まり、静けさの中に 2014年1月