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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

庭先の四季・啓蟄に・・・生薬湿布・糾励根のおかげで

昨日まで腰痛のどん底にあり、何を撮影するにも痛みを堪え、我慢しながら必死で撮っていた。(そんなふうには見えないかも知れないが)。

この一ヶ月というもの、本当に腰痛に苦しんでいたのだ。

あまりの痛みに絶望感さえ味わっていたくらい、本当に痛かった。

 

痛かった・・・と過去形で記すのは訳がある。

実は昨日、友人のやすこだまがお勧めの湿布薬をわざわざ持参してくれた。

持つべきものは友情だ。

 

早速、昨夜寝る前に腰に貼ってみた。

今朝起きてビックリシャックリヘキレキ

その効能たるや、魔法を掛けられたような即効性があったのだ。

 

どれだけ効いたかというと、

先ず目覚めたときにその効果はあった。布団の中で横になっているだけでもズキズキしていた傷みが今朝は感じられない。いつもなら、這って布団から抜け出る(和室)のも難儀だったのだが、今朝はすんなり起き上がることができたではないか。

 

そして、昨日までは洗面所で顔を洗うにも痛くて前屈みになれず、膝を落として中腰で洗っていた(実はこの体勢も楽じゃない)ものが、今朝、恐る恐る前屈みになってみたところ、何とそのままの姿勢で洗顔できたのだ。

 

次に着替え。入浴時や朝の着替えも苦痛だった。先ず、ズボンやパンツがうまく脱げない、履けない。靴下が一番の苦労だった。その傷みもどこへやら。何とビックリ、片足を上げたまま靴下が履けたのだ。

 

更にトイレ。先ず便座に座るのに大変だった。更に用足しして、トイレットペーパーを使うとき。これが最大の難関だった。それが今朝はどうだろう。その難関を難なくクリアーしてしまったのだから、驚愕至極。驚きを通り越して奇跡と思ったのもけしてオーバーな表現ではないと思っている。

 

日常生活で立ったり、座ったり、屈んだり。こんな当たり前のことが、こんなに楽にできたのは、実に一ヶ月ぶりのこと。どれほど痛くて、苦しくて、辛かったことか。幾度か鍼灸院に通ってもなかなか効果が感じられなかった、その傷みが完全では無いが、たったの一晩で驚くほど緩和されたのだから、神懸かりというしかない。世の中にこれほど速効効果のあるものなんて、そうあるものではないだろう。今はその幸せと有り難さを実感している。

 

そんな訳で、今日はその「糾励根」の紹介。

10種類余りの自然生薬を調合して作られた「糾励根」は粉末で売られている。

その粉末を使うだけの量を適当な容器に入れ、1:4程度の割合で水と混ぜて練り上げる。

ヤマイモ程度の粘着性になったところでそれをガーゼに塗り、患部に当てるというもの。

肌の体質によって練るときに小麦粉を適に混ぜて使用することも可能。

 

いろいろWebで調べて見ると、実に大正時代から発売されているとのことだが、一切広告を出していないので、知る人ぞ知る治療薬ということらしい。興味がある方はWebで調べて見て欲しい。

 

ちなみに次の疾患に効用があるとのこと。神経痛、ロイマチス(リウマチ)、肩凝り、腰痛、うちみ、くじき、肺炎、感冒、肋膜炎、腹膜炎、痔疾、歯痛、扁桃腺炎、乳腺炎

 

なお、製造・発売元は糾励根本舗 (株)霜鳥研究所  上記の疾患の方、ぜひ試してみてはいかがだろう。人によって効き目も違うかも知れないが、けして高価なものではないので、騙されたと思って使ってみたら。たぶん、目からウロコが落ちるに違いない。

 

今日は啓蟄ビオトープではヤマアカガエルの卵塊がいつの間にか孵化していた。たくさんの小さなオタマジャクシ。孵化したばかりの卵のうを食べ、本格的な春を待つ。