林道清流線の解放を 奥武蔵グリーンライン、近郊からのアクセス利便性を高める
夕暮れのショートヒルクライム。
駒高左回り10Kmコース。
タイム的には、初めて登った時と比べると約16分短縮できた。
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疲労度も、かなり緩和。
脚力、筋力が付いてきたということだろうか。
たかだか10Kmで何が解るものか!
と思われるかも知れないが、
この10Kmヒルクライムコースは手軽に走れることもあり、
今後も自分の調子を計るバロメーターとして、大切なコースになると思う。
登坂が楽になった要因の一つは、やはりバーエンドバーの効果が大きい。
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自然に前傾姿勢が取れ、肘を楽に曲げた状態で走行できる。
何よりもダンシングがとてもやりやすくなったのが嬉しい。
買ったばかりの頃は、腕と足と腰の位置がちぐはぐで、ぜんぜん上手く漕げなくて、
オレッて、こんなに立ち漕ぎヘタだったっけか?
なんて、ちょっとガッカリもしていたので。
今日はダウンヒル時以外の大半はバーエンドをグリップしていた。
今のところ、効果絶大という印象かな。
清流地区を抜けて、駒高方面へ登るのだが、
途中の分岐で林道清流線は二輪進入禁止のゲートがある。
ウオーキングやランではスルーして入ってしまうことも正直あるのだが、
自転車では、どうなのだろう。
この林道清流線が完成したときは、とても嬉しかった。
今から何年前だったろうか・・・
15年???20年??
残念ながら忘れてしまったが、
とにかく、これで、
奥武蔵グリーンライン全線開通だ!
という喜びが強く、少なからず興奮したことを覚えている。
ところが、10年位前からだろうか。
ゲートができて、一般通行止めになってしまったのは。
名目は不法投棄防止ということだ。
確かに、清流線に限らず、グリーンラインは全体的に不法投棄がひどかった。
個人の廃棄もさることながら、
業者がまとめて捨てていくケースが後を断たなかった。
大型家電や、家具、瓦礫など、何でも捨ててあった。
それとは別に、所謂、走り屋がブームになった時代、
AE86の人気やアニメの影響も大きいだろうが、
平日でも、週末でも、夜な夜な走り屋が出没した時代があった。
自宅にいても、コーナーを抜ける時のスキル音や、立ち上がりのエキゾースト音が、
響き渡ってくる。
その結果、事故も多かった。
ガードレールの無い場所が多く、
事故即ち転落というむごい結果に繋がる。
仕方なく道路にスピード緩和のハンプを設け、対策が講じられた。
それで、確かに四輪は減った。
だが、今度は二輪がやってきた。
ハンプの端を抜け、何往復もしながら楽しむ若者たちと度々遭遇。
道幅が狭く、車で走っていて、二輪車とのすれ違いはヒヤッとさせられることも多かった。
そんなもろもろの事情から、林道清流線は一般車通行止めに。
奥武蔵林道(通称グリーンライン)は観光目的の側面があった。
かつては、林道沿いにいくつものドライブインや茶店などがあって、
それなりに賑わっていた。
今は広々としている刈場坂峠の駐車場だが、
あそこにも茶店があった。
(もっと昔はスキー場があったらしい)
開通当時のグリーンラインは、眺望の利く場所も多かったため、
観光に訪れる一般車もたくさんあった。
だが、道は次第に荒れ、
眺望の利いた場所もやがて植林が成長するとともに、暗くなって行った。
ところが最近はロードバイクやトレイルランの人気と共に、
自転車や人が走る姿を目にすることが多くなった。
ハイキングも空前のブームだという。
幅員狭く、タイトなコーナーの続くグリーンラインは、
むしろ自転車やランナー向きと言える。
都心からも比較的近く、鉄道や高速道路からもアクセスし易い奥武蔵は、
今後もサイクリスト(古い呼び方か?)やランナーたちを益々引き寄せることだろう。
そうであればこそ、尚更、林道清流線(清流林道)の一般開放を強く望むのだ。
奥武蔵グリーンラインは林道清流線を加えて、全線開通だと、私は思っている。
【駒高左回り】
Date 2015/7/29
Dist10,2km
Time 32.53
Ave 18.8km/h
Max 44km/h
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