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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

ケショウヤナギの古木

水面すれすれに立つ古木。

増水すれば根本まで水没するのは必至だ。

それでもあえて木はこの場所を生涯の地と選んだ。

たとえ、やがて洪水で流されようとも、

木はそれを喜び勇んで享受するのだろう。

水と木、どちらも元は一緒なのかも知れないと思う。

水辺の木を見るにつけ、感じること。

 

2004.9.12 黒部川源流・富山

Canon NF1 FD28mm F2.8 RVP100