atarashism@blog 新逹也の表現世界

藍の空画|聖天の宇宙|アミニズム・ヤオヨロズ・スピリテュアル

星降る夜は ふたご座流星群を狙ってはみたものの

正直、ふたご座流星群の極大を狙って撮ったのですが、写りませんでした。目視では幾つか見られたのですが、レンズが暗かったせいでしょうか。

それにいたしましても、夜空のなんと明るいことでしょう。少年時代の闇夜がなつかしい。その頃、夜の寺に近づくなど思いもよらないことでした。

f:id:atarashism:20180105205018j:plain高麗山聖天院 山門

あれから1年

末弟が旅立ってから早くも1年。その翌日、わが家に居着いた子猫が、見事に成長しました。昼でも光る目は、怪しい妖気を発しているようです。

生後ひと月あまりとおぼしき子猫が保護され、縁あってうちにやってきた日、その時点ではまだ弟の最期を誰も知らないままでした。子猫は野良だったにもかかわらず、直ぐに母の膝で丸くなり、安心したようにくつろぐのでした。不思議な猫もいたものだと思いつつ、1年半前に行方知れずになってしまったトラ猫と比べるのでした。

末弟の孤独死を知ったのはその翌日のこと。しばらくはその事実を母に告げることができませんでした。思えばどれほど子猫が死の悲しみを和らげてくれたことでしょう。

今でも私たち家族は末弟が自分の身代わりとして、母のために遣いによこしたのだと信じているのです。

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映画「君の名は。」糸守湖のモデルともされる諏訪湖。

諏訪湖は隕石落下によって作られた湖ではありませんが、

糸魚川静岡構造線の沈降によって、断層面に形成されたものであり、

地球規模の地殻変動によるという点では、隕石落下を凌ぐスケール感です。

 

さらに断層面には多くの火山が点在、

写真はそのなかでも圧倒的な規模を誇る、八ヶ岳連峰越しのご来光が、

今、まさに鏡のような諏訪湖を輝かせている、その瞬間です。

 

つれづれに思うこと

Snow Shower by Tatsuya Atarashi

500px.com 写真は以前に撮影した、奥武蔵グリーンラインでの雪と光が織りなすコラボレーション

 

2017年、平成29年1月も既に二十日が過ぎた。
各地で降雪被害が報道されている。

本格化した高齢化時代。

限界集落においての除雪、雪下ろしは、まさに命がけだ。

また、高齢ドライバーによるトラブルも相次いでいる。

オートマチックによる操作ミス、判断ミスが多いようだ。

今時、マニュアルトランスファーを積んだ車は限られるが、

少なくとも、バックギアとローギアの入れ間違いからくる事故は、回避されるように感じるのだが。

 

人は、便利さをひとつ取り入れるごとに、人としての機能をひとつ失うのだ。

ベイシックに限る。

 

米国ではいよいよ新しい大統領が就任する。

それによって世界がどのような方向に動いてゆくのか。

しっかり見極めなければならない。

 

いくら何も考えなくて便利だからといって、

様々な判断能力だけは失ってはならないのだ。

 

 

穏やかな1月

Healing by Tatsuya Atarashi

諸事情により新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、昨日1月1日は、ほんとうに暖かい日でしたね。みなさん、どのように過ごされたでしょうか。

 

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私は神社へ参拝は控えましたが、自宅のすぐ近くにある高麗山聖天院勝楽寺という、拙宅の菩提寺にお参りかたがた、そこから日の出を望みました。
その後、自宅前の墓前に向かい、ご先祖様、そして、御仏となった弟にお参りしました。

今年はいよいよ、と申しますか、とうとうと申しますか、私も還暦。
生まれ変わったつもりで、心機一転、正直に生きたいと思います。

これまで、ほんとうに沢山の方々にご迷惑を掛け、期待を裏切って来ました。
その方々に、どのように応えて行くかが、今後の人生の課題です。

その先に、新たな生きる力が湧いて来ることに期待を込めて。

保存

保存

保存

保存

七七日供養

 

本日、末弟・敏行の七七日(49日)供養、無事に済ますことができました。
生前、お世話になった皆さまに改めて御礼申し上げます。

 


11月4日、突然永眠した弟。

ひとり暮らし故、発見が遅れ、さぞ苦しく、寂しい思いをしたことだろうね。
でもやっと自宅に戻ることができたね。

これからは自宅の前から、いつまでも生家を見守っておくれ。

 

 

もっとたくさん、気に掛けてあげるべきだったね。

もっと強く、田舎へ戻ることを勧めるべきだったね。

 

 

敏が亡くなった翌日、

わが家に真っ黒い子猫がやってきたよ。

近所に暮らす叔母が野良猫を見かねて捕獲(親子猫4匹の中の1匹)したのだけれど、

自分は歳だからもう世話がしんどいって、

うちへ連れてきたんだ。

 

そしたら、野良だから、初めは少し警戒もしたけれど、
驚いたことに直ぐに家族になついてさ、

殊に母にはべったりで、膝の上でぐっすり眠り安心しきっている姿は、

半年前に行方知れずとなった愛猫そのままの構図だよ。

 

きっと、子猫は敏が自分の身代わりに贈ってくれたのだね。

偶然にしては、あまりに出来すぎていて、そう思わずにいられない。

 

おかげで敏が亡くなった悲しみが、ずいぶんと子猫によって癒されている。

母は子猫を敏だと思って、大切にしているよ。

 

そうそう、昨日、初めて庭へ放したんだ。少しづつ、外歩きできるようにね。

百か日には、きっとお墓へも連れて行けると思うよ。

 

楽しみにしていておくれ。

 

 

 

 

メインサイト移転のお知らせ

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旧ウェブサイト  水と森と光のフォトギャラリー 新逹也WEB展示スペース

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http://atarashism.wixsite.com/photography

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以後、何とぞ宜しくお願い申し上げます。