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写真家の日常と表現

クロスバイクに乗り始めて一ヶ月たった いま一度前を向いて生きるために

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先月7月14日、思い立って自転車を手に入れた。

人生3台めのスポーツバイク。私にとって3度目の自転車チャレンジ。

そして、ある意味、追い詰められた上での苦渋の選択だった。

 

 

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2007年秋、私は単独渓流歩きの際、誤って流木と岩の間に足を挟まれてしまった。

1時間ほど冷たい水の中で格闘しながら、ようやく抜け出すことができた。

幸い骨折は免れたものの、捻挫した足首の違和感は長い間続いた。

 

以来、私のフィールドへ出る機会は激減した。

運動不足とともに、体重も増加する。

折しも仕事が重なり、徐々にPCの前から離れられなくなっていった。

 

2008年秋、私の精神に様々な不調が現れ始めた。

そして、いよいよ耐えきれず、精神科の門を叩いたのが、2009年の春だった。

精神がギブアップしていた。

診断は「過労性鬱」

薬を処方してもらい、断続的におよそ2年。

その時の主治医のことば、

 

飲酒を続けていては鬱は治らない。

風と緑と太陽が一番の良薬。

 

見かねた友人は、荒川に渡来するコハクチョウの撮影を勧めた。

たしかに、ハクチョウたちと相対する中で、私の症状は少しの改善をみた。

しかし、それも長くは続かない。

 

2011年3月、未曽有の大震災、

そして、原発の爆発。

 

日本中、イヤ、世界が震撼したとき、

誰しも、何か自分にできることは無いか、考えた事だろう。

そんな折り、私は先の先生の言葉もあり、

先ずは、頭を冷やすべく、この機会に飲酒をきっぱり止めた。

但し、御神酒、お悔やみ等、冠婚葬祭時の一杯は頂戴している。

(喫煙は2001年の9月をもって縁を切った)

 

だが、結果的に、私は震災復興のために、さしたる役には立てないままでいる。

 

一方、飲酒を止めてみると毎朝の寝起きがとても楽になった。

私は、これできっと元気になると、希望を抱いた。

食事も玄米中心に切り替えた。

肉・魚もあまり食べなくなった。

東城百合子さんに傾倒し、「自然療法」に沿った食事を心がけてもみた。

 

秩父や長野の山へ登る機会は無くなったが、

地元奥武蔵の山や峠へは機会を見て出かけた。

東北へも幾度か訪れてみた。

しかし、その数も次第に減っていく。

 

精神状態は一進一退を繰り返していた。

そんな折、徐々に徐々に、私は次のステージに向かっていたようだ。

 

気がつけば、筋力が激減していた。

少し歩くだけでも疲れを感じるようになった。

無気力・虚脱感・強迫観念・・・

私は、引きこもることが多くなっていった。

 

一年中日焼けした元気な体が、いつの間にか青白く見える。

やせ細った手足には情けないようにシワが増えていた。

 

今年の春、私は2009年以来の極限状態だった。

しかし、それは、2009年の状態とはいろいろな面で違っていた。

再び病院へ行くことも考えたが、

私は極力自分の判断で体と対話を続けることにした。

 

そして、それまで遠ざけていた、市販薬やサプリメントを取り入れてみた。

食事も更に見直し、玄米・白米・大麦を主食に、具だくさんの汁を基本とし、

タンパク質・食物繊維・発酵食を積極的に取り入れた。

私はベジタリアンではない。魚は少量食べる。だが、家畜肉は、ほぼ食さない。

牛乳、卵も積極的は摂らないが、嫌がおうもなく、多くの食品、食材に含まれるため、

この件に関しては、中々憂慮すべき問題だと思っている。

 

さて、それから一ヶ月、思いの外体調が楽になってきた。

体を動かそうという気力が徐々に涌いてきた。

5月一杯苦しんだ後の6月、私の誕生月だ。

これを機に、私は体を少しづつ動かし始めた。

食の改善も合わせて、気持ちが前向きになってきたのが感じられた。

私はこの機会を逃すまいと、自転車による効率的な運動を取り入れることにした。

 

 

 

 

2007年の渓流での怪我から始まり、2008年、2009年に見られる「過労性鬱」

それが引き金となり、徐々に崩れていった自律神経・ホルモンのバランス。

 

その結果、無気力、無力感、判断力欠如、記憶力減退、精力減退などの諸症状。

私はいつの間にか更年期障害の土壺に嵌ってしまっていたのだった。

 

実は、このことは数年前から知人に指摘されていた。

そして最も効果的な治療は、ホルモン注射だという。

知人はそれを受けて体調が整ったと勧めるのだった。

 

しかし、私はどうしてもホルモンを注射することに抵抗を感じた。

それに、当時はまだ「鬱病」という視点から抜け出せず、

更年期障害に対しては、正直無知に等しかった。

 

だが、今、闇雲に原因が分からず、ただ打ちひしがれていた状態から思うと、

大きく前進したと思っている。

 

それは、何より、私を追い詰め、苦しめている相手が、おぼろげながらも

見えてきたと言うことだ。

相手を捉えることで、何をどうすれば良いのか、作戦が立てられる。

 

 

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こうして私は、筋力を少しでも付けるため、自転車に乗り始めた。

ジョギングや、ウオーキングよりも、効率的に筋力アップが図られると思ったからだ。

勿論、筋トレも可能な限り合わせて取り入れるようにしている。

 

幸い私の暮らす奥武蔵地方には、たくさんの峠がある。細い生活道、山道まで入れたら、

それこそどれだけあるか、見当も付かないくらいだ。

 

この峠を、少しづつ乗り越えて行こう。

そうした中で、筋力、気力、活力を養っていこう。

 

私のつたないヒルクライムは、こうして、まだ始まったばかりだ。

このブログは、そうした私のもがいて行く記録としてある。

 

【本日までの総走行距離 およそ280km】

 

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