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atarashism@blog

写真家の日常と表現

夏の点描

写真展のツケが一気に出た形で、溜まりに溜まった画像処理に追われています。

その合間、自宅の庭先で久しぶりのクローズアップ。

この手の写真は出合いと発見が全てだと思いますが、

先ずは、気持ちにゆとりがないと、うまく撮れませんね。

 

共通データ:EOS D30 FD100-200 F5.6 EF/FDマウントコンバータ

       (30Dではありません。お間違えのないように)

 


単にコガネグモと理解していましたが、

背中の紋様からチュウガタコガネグモと判明。

生物は名前の同定が難しいですね。

知らなくても日常生活に不都合は無いでしょうが、

名前を知ることで、親しみが増し、相手を理解することにも繋がると思います。

(正直、僕は不得手です。本当に、名前が覚えられない)

ところでこのチュウガタコガネグモ、見ると左の足が二本ありません。

大きな獲物に苦戦をしたのか、それとも外敵にやられたのか解りませんが、

そこにはきっと命と命のやり取りがあったに違いありません。

しかし、この状態では巣に掛かった獲物を糸で絡めるのも難しそうです。

 


イチジクの葉に着いたアブラゼミの脱皮殻。

たいへん美しい脱皮殻です。

触った時にはまだ軟らかく、脱皮直後だったようです。

写真はそれから数日後に撮ったもの。

色も少し濃くなり、殻は硬くなっていました。

今年は梅雨が長引いているため、セミたちの鳴き声に力がありません。

ようやく地上へ出たものの、繁殖相手を見つけられないまま、

成虫としての終幕を迎えなければなければならない個体が多いのでは。

 


自宅の坂下に40年ほど前に植えられたソメイヨシノがあります。

見事に枝を張り、毎年美しい花を咲かせ、家族の目を楽しませてくれます。

ところが花期を終えるとサクラは誰からも注目されることは

無くなってしまいます。

秋、翌春の準備をすっかり整えたサクラの葉を見たことはありますか。

その複雑な色合いは、まさに日本を象徴する秋色です。

カエデ類とは違った繊細さを持っていますね。

写真の葉はこれから盛夏だというのに、

ケムシかな?食べられてしまって早くも落葉してしまいました。

しかし、葉は本望。生命の連鎖に終わりというものはありません。

姿、形は変わっても、連綿と命は受け渡されていくのですね。

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