atarashism@blog 新逹也の表現世界

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神隠しからついにひと月が。ネコのハルはいったいどこに・・・

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4月10日の夕方、外へ出たきり戻らない、めす猫のハル。

満2歳になったばかりの本当に人間べったりの猫。

それだけに、今まで家を空けて放浪に出たことなど、一度も無かったのに。

 

自宅は埼玉の、ほんとに田舎。

車の往来もなく、猫にとってはとても安全な場所。

けれど、裏は山続き、

キツネ、イノシシ、ハクビシン、サルなどが、うろついています。

 

クマ、テンは、まぁ、めったにやって来ないでしょうが、

近ごろは山の生きものたちも里に下りてくることも多く、

まさか、山の獣にやられてしまったのでは・・・などと考えたり。

それらを捕るために、近所の家で罠を仕掛けていることもあって、そこに確認してみたり。

 

ハルは生後半年経った頃、避妊手術しています。

だから、繁殖期ということも考えにくいのですが、どうなのでしょう。

前々から、近所の雄猫が数匹、ハル目当てにやってきて、自宅周辺をうろうろ、良く、うなり声上げてましたが、ハルがいなくなってから、ピタッとそれらの猫もやって来なくなりました。

 

そう考えると、雄猫と共にどこかへ放浪に出てしまったのかとも思ったりもします。

以前、飼っていた雄猫は放浪後、数ヶ月ぶりに帰ってきたものもいましたので、

まだ、可能性はあると信じます。

 

ただ、出先でのたれ死んでしまったとか、どこかで車にひかれてしまったとか・・・

それはやはり不憫だなと・・・

あちこち、道端や山を探し回ったりしました。

 

ものごごろついた時から50数年、ペットのいる暮らしが続いていましたが、

遂に、ここ1ヶ月、犬も、猫も、サルも(子どもの実際頃いたのです)

ヤギも、ウサギも、鳥も・・・

いきもの(ペット)のまったくいない暮らしが続いています。

 

今までずうっと、犬か猫の何れか、両方か、必ず傍にいましたから。

 

家人もみなこの一ヶ月、ふさぎ気味。

特に、毎日膝元で抱いていた、年老いた母のしょぼくれ様はひとしおです。

縁側や玄関先で物音がすると、もしやって、思って覗いてみては、ガッカリしています。

 

今日は、母の日、今夜あたり、ひょこり帰って来ないかなぁ。

 

ハルは2014年3月13日、市内で生まれました。

飼い主さんとは面識は無く、知人の紹介で、生後40日目に我が家にやってきました。

数日間はゲージにも入れましたが、直ぐに慣れ、今までの猫の中で一番のお転婆娘振りを発揮。

とても身体運動能力が高く、家族みんなのお気に入りとなりました。

 

 

 

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食べ物にもみんなで注意し、20年目標に長生きしてもらおう。

ハルと、どっちが長生きできるかな・・・

そんなことを考えながら、家族の一員として、ともにこの2年間、暮らしてきました。

 

人によっては、猫も家の中だけで飼っているようですが、

自宅前に静かで広大(猫にとって)な空間が拡がっているため、やはり閉じ込めてはおけません。

自由に家の中と外を行き来していました。

 

今、現実的に日本のペット事情を考えると、自由に行動できるのは猫だけ。

そんなこともあって、犬も良いけど、やっぱり猫の自由さと、気ままさ、毅然とした態度・・・

が好き。

 

なので野外で何かアクシデントに遭遇したとしても、それはやはり覚悟の上と思わなければいけません。

 

きっとどこかで生きている。

そして、あるとき、ひょっこり戻ってくる。

そう信じて、しばらくは待とうと思います。

何だか、とりとめもなく、ぼやきを書いてしまいました。

 

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今となってはもっとたくさん写真を撮っておけば良かった・・・

もっともっと、むぎゅっとしてやれば良かった・・・

人も動物も、同じ・・・ですね。

 

 「松任谷由実 春よ来い」 youtu.be