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高麗川を歩こう 水辺からの目線が人間力を養う!

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出典:奥武蔵ネット

 

10年以上前の企画だが、地元小学校の子どもたちとともに、高麗川の源流を目指して歩いたことがある。数年間に渡った企画だった。

その後、忘れた頃になると、人づてに川歩きや、川の話をする機会があり、

来週、久しぶりに小学生中心に十数人で高麗川を歩くことになった。

今日は、その下見に。

 

ちなみに、高麗川の源流点はどこにあるかというと、

刈場坂峠の西側にある。

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高麗川荒川水系一級河川で総延長41.4Km。

下流で越辺川、入間川、荒川と合流、最下流は都心を流れる隅田川となり、東京湾へと流れ出す。

高麗川 - Wikipedia

 

自宅から、高麗川のほとりまで、徒歩約3分。

高麗川は少年時代から慣れ親しんだ川だ。

 

近年、その川を取り巻く様相も大きく変わり、

私たちも考え方を修正しなければならない時期に来ているようだ。

 

9月からは、天神橋、清流橋、高岡橋を結ぶ、遊歩道を造る工事が始まる。

川の両端は崖になっている。

したがって、遊歩道は河川の中を走ることになる。

大雨では冠水することが前提の遊歩道。

いったい、どれだけの人が利用するのだろうか。

 

今日の下見で改めてそんなことを考えてしまった。

 

さて、今回の川歩きは、行動時間5~6時間程度の単発ものだから、

源流を目指すなどといったものではなく、いわゆる川遊びの延長として考えている。

では、川の中を歩くとは、どのような企画なのか。

かいつまんで記してみる。

 

  1. 普段着で川へ入る(長ズボン)

  2. 靴はスニーカーのような活動しやすいもの(サンダルは×)

  3. ザックの中の着替え、弁当等は濡れても良いようにしっかり防水

  4. 歩行は自分の技量と感覚で、川幅いっぱいの中から自己選択

  5. 年少者には積極的に力を貸し、皆で切り抜ける

  6. トップを決め、その者より前には出ない

  7. 歩け歩けの行軍では無く、水と戯れながらのスローな関係

 

ざっと、こんなところか。

して、その狙いとは?

 

  1. 水に慣れ親しみ、水の素晴らしさ、心地よさを知る

  1. 水流を体感することで、川の「流れ」、水の「怖さ」というものを知る

  2. 泳ぎの体験。着衣のままで泳ぐことを経験する

  3. 経験が潜在意識に記憶され、有事の際に着の身着のまま、躊躇無く水に飛び込めるような体験の場

  4. いざというときは、水の中でも走って逃げる俊敏さの体験

  5. 川幅いっぱいの選択肢から、自己で道を決める・・・すなわち選択・決断意識の養成

  6. 歩き通した達成感を味わい、生きる力と養う

  7. 人間力、自然対応力の向上を狙う

 

とまぁ、こんな感じでコンセプトらしいものをイメージしている。

まぁ、一度や二度の経験がどれほどのものかは知れないが、

人は体験するために現世に生まれて来たのだから、

体験の場は様々あったほうが良いと思っている。

 

 

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