高麗川を歩こう 水辺からの目線が人間力を養う!
出典:奥武蔵ネット
10年以上前の企画だが、地元小学校の子どもたちとともに、高麗川の源流を目指して歩いたことがある。数年間に渡った企画だった。
その後、忘れた頃になると、人づてに川歩きや、川の話をする機会があり、
来週、久しぶりに小学生中心に十数人で高麗川を歩くことになった。
今日は、その下見に。
ちなみに、高麗川の源流点はどこにあるかというと、
刈場坂峠の西側にある。
下流で越辺川、入間川、荒川と合流、最下流は都心を流れる隅田川となり、東京湾へと流れ出す。
自宅から、高麗川のほとりまで、徒歩約3分。
高麗川は少年時代から慣れ親しんだ川だ。
近年、その川を取り巻く様相も大きく変わり、
私たちも考え方を修正しなければならない時期に来ているようだ。
9月からは、天神橋、清流橋、高岡橋を結ぶ、遊歩道を造る工事が始まる。
川の両端は崖になっている。
したがって、遊歩道は河川の中を走ることになる。
大雨では冠水することが前提の遊歩道。
いったい、どれだけの人が利用するのだろうか。
今日の下見で改めてそんなことを考えてしまった。
さて、今回の川歩きは、行動時間5~6時間程度の単発ものだから、
源流を目指すなどといったものではなく、いわゆる川遊びの延長として考えている。
では、川の中を歩くとは、どのような企画なのか。
かいつまんで記してみる。
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普段着で川へ入る(長ズボン)
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靴はスニーカーのような活動しやすいもの(サンダルは×)
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ザックの中の着替え、弁当等は濡れても良いようにしっかり防水
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歩行は自分の技量と感覚で、川幅いっぱいの中から自己選択
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年少者には積極的に力を貸し、皆で切り抜ける
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トップを決め、その者より前には出ない
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歩け歩けの行軍では無く、水と戯れながらのスローな関係
ざっと、こんなところか。
して、その狙いとは?
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水に慣れ親しみ、水の素晴らしさ、心地よさを知る
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水流を体感することで、川の「流れ」、水の「怖さ」というものを知る
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泳ぎの体験。着衣のままで泳ぐことを経験する
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経験が潜在意識に記憶され、有事の際に着の身着のまま、躊躇無く水に飛び込めるような体験の場
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いざというときは、水の中でも走って逃げる俊敏さの体験
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川幅いっぱいの選択肢から、自己で道を決める・・・すなわち選択・決断意識の養成
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歩き通した達成感を味わい、生きる力と養う
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人間力、自然対応力の向上を狙う
とまぁ、こんな感じでコンセプトらしいものをイメージしている。
まぁ、一度や二度の経験がどれほどのものかは知れないが、
人は体験するために現世に生まれて来たのだから、
体験の場は様々あったほうが良いと思っている。
okumusashi-bike.hatenablog.com
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