写真展「南の精霊たち」初日 ギャラリーううふ
ギャラリーううふでの「南の精霊たち」写真展が始まった。
初日の20日、ポリトライブのメンバー、(株)今泉会長の今泉清詞さん、鶴ヶ島市内在住の美術家・近藤てつのすけさんを囲んで、鶴ヶ島市に保存されているパプアニューギニアを中心としたオセアニア民俗造形美術品に対する過去の経緯、今後の展望など、たいへん貴重な意見が交わされた。
(株)今泉会長の今泉清詞さんは鶴ヶ島市にオセアニア民俗造形美術品を寄贈された故今泉隆平さんの弟さんで、鶴ヶ島市内在住。過去、どのような経緯で、1,700点ものオセアニア民俗造形美術品が鶴ヶ島市に寄贈されたかを判りやすく語ってくださった。これで、100%、兄の今泉隆平さんの善意であることが改めて理解された。このことに関しては、いずれポリトライブを中心とした関係団体から、しっかりした報告がなされると思うので、このBlogでは詳細を記すものではない。
また、余談だがビルマ戦線より帰還されてからのミャンマーへの継続された奉仕活動も貴重なお話しとして聞くことができた。
近藤てつのすけさんも鶴ヶ島市在住だ。美術家・造形作家として著作も多い。
今回を機に結成されたオセアニア・アートを守る会準備会の発起人として、現在小学校に保存されているオセアニア民俗造形美術品の保存・展示を含めた在り方を述べ、今後の希望を語られた。これについても今後内容が煮詰められに従い、準備会より報告がなされるに違いない。
これも余談だが、近藤さんは僕が24年前、銀座キヤノンサロンにて生まれて初めて開催した個展「奥武蔵・彩」を見に来て下さった貴重な方だ。
ポリトライブ、オセアニア・アートを守る会準備会の面々と今泉さん、ギャラリーオーナーの川野さん。皆さんに肖像権は主張しないようにお願いしてパチリ(^_^)/
今回の写真展では鶴ヶ島市で所蔵する造形美術品も何体か借り受け、写真と共に展示。素敵な展示構成となったのではないだろうか。
多くの人の力が結集し、何かを成し遂げることの素晴らしさを噛みしめ、味わうことのできる写真展となりそうだ。