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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

小畦川のシラサギ

朝の目覚めが良い日だった。やはり睡眠をしっかりとることが体と精神の回復には絶対だ。安定剤を飲み始めてから、どん底まで落ち込むことが無くなった。些細なことでくどくど悩むことも少なくなったと思う。とにかく、写真を撮ることで心の安定と気力を取り戻したい。

 

県道・日高川越線に掛かる田中橋。そこを小さな川・南小畦川が流れる。車で通りかかったところ、橋の直ぐ近くでシラサギが群れていた。ダイサギコサギ、おまけにカルガモ二羽までが。人家が眼前に迫る、川というより、堀という方が相応しいような、こんな小さな川でも彼らの胃袋を満たすだけの小魚がいるのだろうか。生きとし生けるもの、食うもの食われるもの・・・非情とも見える現実だが、命の基本は皆、喜びに満ちていると信じたい。

南小畦川はまもなく小畦川と合流し、やがて越辺川と合流してゆく。

 

事務所のあるマンションの屋上から望む川越の街並と西日に映える奥武蔵の山並み遠望。富士山も左端に少しだけ見える。ちょうど真ん中を鉄塔が遮ってしまうのだが、今日の夕暮れはくっきりとシルエットで見えていた。