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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

朝霧に包まれた日

夜明けの高麗川を撮影した。

ごくありふれた朝のように思えたが、

にわかに湧き上がった霧に、全てが包まれていった。

 

少年の頃、朝霧は格別珍しいものではなかった。

小学校通学時、霧の中に見え隠れする一列に並んだ黄色い学帽は、

忘れることのない印象のひとつだ。