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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

榎・・・冬木立

■New Mamiya 6 4.5L/50mm XP2

 土手に一本だけ残された榎の木。里の木々はその土地のオーナーや、管理者の気分や都合で、いつ伐採されるか知れない危うい状態にある。もちろん、最初から伐採・木材用として植えられたものは別だ。土手、屋敷林、川岸、辻・・・至る所に素晴らしい木が点在している。木を伐採するのは容易いが、成長させるのにいったいどれだけの時間を必要とするか、もう一度考えてみたい。

 

 上の写真の付近に残る古い引き込み線の跡です。所々にまだ線路が残っています。マニアの間では良く知られた場所だそうですが、散歩にも気持ちの良いコースです。

 

 ところで、もうご存知の方も多いと思いますが、NIKON銀塩カメラ、MFレンズの大幅な縮小を発表しました。同時に、大判カメラ用レンズ、引き延ばしレンズの生産終了もアナウンスされています。35mmもそうですが、大判カメラ用レンズが製造打ち切りになるというのは、とての残念なことです。もうだいぶ前になりますが、ニコンはすぐれた天体望遠鏡も作っていました。もはや「日本光学」として名を馳せた時代は遠い昔のことになってしまったのですね。