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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

自律神経失調報告書

昨年の夏から崩した体調、精神的不調・・・早い話がウツ。僕の場合は疲労が原因だとのことだが、未だ復調していない。

しかし、2月も末、いつまでもこうしているわけにはいかない。

少しずつ、精神状態は整いつつあると感じているのだが、

ここにきて腰痛がかなり悪化してしまい、身体は新たな局面に達している。

どうやら根本的に自分の体を、精神を見つめ直さなければならないようだ。

 

 

*この記事は2008年末から少しずつ書き足したもの。

 

好きなことをやっているはずなのに、なぜ・・・

好きなことだからこそ、のめり込んで、こだわりすぎて、頑張りすぎて・・・

 

そんな中、暫く放置していたこのBlogを再開することにした。(2008年12月より)

依頼仕事の写真とは別に、気ままに日常を撮影することで心のケアをしていきたい。日々の体調と併せて記していくつもり。写真家は写真を撮ることで体のバランスを整えなければ。

 

2008年12月から精神科(心療内科)に通院、投薬治療をしながら、できるだけ休養・睡眠をとるようにしている。その結果、体は徐々に復調しつつあると思う。

 

■6月。年始めから大きなプロジェクトをかかえ、その処理に追われた。他の仕事も集中し、完璧にオーバーワーク。睡眠もろくにとることができず、事務所に泊まりっきり。家にもたまにしか帰れない状態が続く。

 

■7月。親戚の頼りにしていた人、家族ぐるみでお付き合いしていた友人宅の奥さんと、相次いで訃報があり、1週間ほど仕事を離れなければならない状況があった。これが直接の引き金となり、それまでのデスクワークの続きに手がつかなくなる。

 

■8月。とにかく疲れる。疲れて疲れて仕方がない。全ての気力、覇気、やる気が失せた。それでも撮影したものの画像処理をしなければとモニタの前に向かう。お客さんからは催促の雨。強迫観念が先に立ち、休養など一切できない。そのくせ、デスクの前にいてもぼーっとしていたり、5分作業すると疲れてふぅふぅうめいていた。

 

■頭痛、微熱が続いた昨年の9月頃・・・これはどうも病院へ行ったほうが良いのかも知れないと思い始め、家族もようやく何か様子がおかしいと思い始める。

 

■10月になると、イライラすることが多くなり、相変わらず疲れて、疲れて仕方がない。気力も無くなり、絶望感に追い込まれることもしばしば。更年期障害C型肝炎なども疑ってみる。

 

■何とか病院へ電話しよう・・・そう思ってから一ヶ月後、ようやく電話・予約ができた。

 

■実際に病院に行ったのは12月になってから。血液検査、尿検査の結果白血球が多いほか、異常なし。白血球の量は1,200。少し様子を見ることになる。

 

複数の問診票があり、細かく回答していった。それから、神経の波長の検査。良くは判らないが、交感神経が常人の1.5倍の強さ。逆に副交感神経は数分の一。通常3:2の比率らしいが、僕の場合は10:1だった。なお、これも良く判らないが気力を表す数値は1,900。常人のほぼ倍の値だそうだ。だから余計にがんばってしまう。頑張って、がんばって、頑張りすぎて、疲れ果ててしまったということか。

 

■問診を鵜呑みに評価すると、過労死寸前、燃え尽き症候群の人の値と近似だという。そんなところまで精神的に追い詰められていたのだろうか。とにかく典型的なウツの症状だという。精神安定剤睡眠薬など、複数の治療薬を用意してもらった。

 

■回復まで3ヶ月間は必要とのこと。会社勤務なら診断書を書いて、休養や入院をするところだが、個人営業でその日暮らし、オマケに子どもはまだ高1と中2だ。とても3ヶ月なんて休めない。診断書を書いて貰っても提出するところもない。とにかく3ヶ月間入院したつもりで休養するように言われた。

 

■30歳そこそこから目覚めの爽快感が無くなった。寝つくまでに30分はかかるのが普通。思い起こすと、その頃から神経のバランスは崩れていたのかも知れない。夢多くも常に不安も抱えていた20代・・・写真家として自立できるのか、どうなのか・・・作品に対しての自信も絶えず揺らいでいた。その積み重ねが徐々に精神的ストレスとなっていったのか???

 

 

続く・・・かも・・・