僕にとって川越は事務所のある仕事場であるとともに、1970年代に通っっていた高校のある縁深い街だ。
当時から川越は県内有数の商業地だったと記憶するが、近年は藏造りの街並みが脚光を浴び、日々多くの観光客で賑わっている。
その一方、大型店の閉店、川越駅西口再開発のバブル期からの停滞、また商店街の店舗の入れ替わりも激しく、商業地としての道のりはけして平坦ではないようだ。
城下町として、また江戸・東京との交易地として栄えた川越は碁盤のように街並みが整備され、袋小路が多いのが特徴で、路地の散策は発見が多い。