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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

与野駅前の大ケヤキ(1)

僕の通っている精神科クリニック「白峰クリニック」は与野駅の近くにある。そこへ行く途中、与野駅東口、旧中山道沿いの交差点にこの大ケヤキはある。

以前から存在は知っていたが、縁あって通うようになり、どうも気になって仕方がない。

ネットで調べてみてもあまり大した情報もなく、幹周り6.1mという情報を一つだけ発見。名称もはっきりしていないようで「与野の大ケヤキ」とすんなり行けばよいものを旧行政区が与野駅前だというのに浦和市だというからやっかいだ。

かつて、全国の巨樹を巡ったことがある。このケヤキは巨樹というには少し小振りだが、その環境は特異だ。ほぼ交差点の真ん中にあり、すぐ脇を大型車がバンバン走る。

道路沿いにある巨樹も多いが、ここまで劣悪な環境に生きる巨樹もめずらしいに違いない。

次にクリニックへ来るのは1ヶ月後だが、機会を見て時々様子を見守って行きたいと思う。

ところで肝心の病状だが、現在、睡眠は薬を飲むことで解決している。気力もまぁまぁ回復しているが、これも薬のお陰だろう。ただ、気力とは違う「覇気」というものがない。これも時間と共に回復するのだろうか。先生は順調だとみているようだが・・・