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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

成人の日・日本晴れ

ジャズダンスの撮影でお世話になっているお客さんに体の為に定休日を設けなさいと勧められ、昨年12月より、月曜日は定休日としてはみたものの、なかなか徹底されない。今日は休みの訳だが、正月休みを挽回すべく、仕事場へ足を運ぶことにした。しかし、そのお陰で道中、様々な出合いがあった。

 

成人の日の今日も奥武蔵は快晴に恵まれた。昨日成人式を行った市もあるとのことだが、今朝は晴れ晴れしい気持ちで何となく心が沸きたつ。

 

旗日には必ず国旗が掲揚される長屋門

 

長屋門の脇に辻がある。年末に氏神様より頂戴した幣束で大晦日に家の中をお祓いする。その幣束を家々の辻に立て、一年の安泰を願う。

 

事務所へ向かう道中、時々カミさんとあちこちの公園を散策するのだが、今朝は何となく川越市内の御伊勢塚公園へ立ち寄った。そこで素敵なお嬢さんの晴れ着姿を見かけ、思わず声を掛け撮らせていただく。傍らのワンちゃんは最近良くテレビCMで見かける犬・・・のそっくりさん。お嬢さんと一緒にポーズをとってくれた。我が家の白犬とは大違いだ。また、ご両親も気さくな方々で気持ちの良いひとときを味わうことができた。4年後は我が長女も二十歳か・・・

 

公園で見かけたりっぱなプラタナス

 

池にいたオナガガモが人の姿を見て近づいてきた。一列に泳ぐ姿につい微笑んでしまう。

 

御伊勢塚公園から小畦川を挟んだ対岸に小畦水鳥の郷公園がある。雨水調整池なのだが、サギたちが集まっていた。ここで巣作りもするのだろうか

 

小畦川では収穫した大根を川で洗っていた。川がまだ生活に生きている。

 

小畦川は飯能市宮沢湖が源流だ。市街地を流れる川の宿命として護岸工事を施され、川筋の直線化が進んでいる。

飛び石を組んだ橋は、冠水橋として機能する。周囲には住宅が多いが、祝日なのに川辺で遊ぶ子どもたちの姿は見られない。何かと暮らしにくい時代だが水辺は人々の心に安らぎを与えてくれると思うのだが・・・

 

今年の新成人は全国で百三十三万人だという。年々少なくなる人口。今日、新たに成人式を向かえた若者たちの未来が明るいものであってほしいと願う。まずは美しい晴れ着姿を撮らせていただき、ブログへの掲載も快く許諾してくれた素敵なお嬢さんに再度感謝して、本日の記事を締めるとしよう。