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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

越辺川・コハクチョウ越冬地

越辺川に着いたと同時に十数羽のハクチョウたちが飛び立っって行った。荒川の越冬地に向かったのだろうか。

遠方には真白く雪を抱く富士が望める日本晴れの朝だ。

幼鳥は灰色をしている。生まれ故郷のツンドラ地帯で目立たないようになっているのだろう。

しばらく幼鳥の姿を追ってみた。

ハクチョウの生態の面白さは何と言っての家族・グループの関係性だろう。擬人的に見れば絆とも思えるその関係性にとても興味がある。

 

だが、ここ、越辺川の越冬地には若い個体の集団はいるが、家族で行動しているグループは一つだけだ。

コガモダイサギ、カワウ・・・ハクチョウの他にもいつもの水鳥たちで賑わっている。

越辺川は川幅が狭く、ある程度人慣れした水鳥たちを至近距離で観察できるため、野鳥愛好家でなくても充分楽しめるだろう。

ただし、インフルエンザを発病されている方は注意が必要だ。自宅で療養されたい。それからもし死んだ野鳥を見つけても不用意に触ったりしないように。