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藍の空画|聖天の宇宙|アミニズム・ヤオヨロズ・スピリテュアル

今年二度目の積雪・関八州見晴台・越辺川源流部へ

昨夜の奥武蔵、里では雨だったが、山間部ではおそらく雪だろうと、

関八州見晴台(771m)まで行ってみた。

ここは越辺川の源頭付近にあたる。

 

道中、標高400〜500m以上から雪に変わっていた。

風のない夜明け。雪が樹木にしっかり付着していた。

日の出から1〜2時間も経てば、すっかり木々の雪は消えてしまう。

自然の織りなす瞬間芸術。

 

ウツになってから山らしい山へ一度も登っていない。

今日のこの場所も、山登りといったものでは無いが、

僅かに積もった雪の斜面をよじ登っているうちに、

体に気力がみなぎってくるのが判る。

 

僕は久しぶりに吠えた。

山に向かって、自身の心に向かって。

そして、有り難さに涙した。

 

 

越辺川の源流部から尾根の対岸を望むと、高麗川横瀬川の源流部となる。

連綿と続く奥武蔵の山並み・奥秩父方面まで、文字通り関八州が一望できる。