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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

冬至の空

冬至の夕暮れ。お世話になったまま、疎遠になっていた人の通夜に向かう。

不義理をしようと思ったわけじゃない。

ただ、出かけるのがおっくうなだけだった。

思えばずぅっとそうだった。

自分の都合だけでお世話になり、一段落するとそのまま、結果的には不義理。

人生の中で、そんな人が、どれほどいるだろう。

時々は思い出すこともある。

そう思ったら、会いに出かけるべきなのだ。

 

亡くなってからでは、会うこともできない・・・