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atarashism@blog

写真家の日常と表現

第11回埼玉“春”のハワイアン・フラフェスティバル

5月19日、春のフラフェスティバルが11回目を迎えた。第2回目から撮影を始め、10年。今や総勢400人を超える出演者となった。

かつてフラダンスと呼ばれていた、ハワイアンフラ。“フラ”は踊りを意味し、大地や海、空のめぐみに感謝、時の王に対する思い、そして生きることの喜びや願いが込められている。

言わばアニミズム的自然観を反映した祈りの表現が下地にある。

儀式的なカヒコという神聖な踊りから始められるのもそのため。

土や水、海を意識した踊りは日本にも共通性がある。西洋の上昇志向に対し、東洋では足元へ向かう。土に、そして水へ還るのだ。

フラは裸足が基本だ。五感を研ぎ澄ますには、まず足裏から。

大地や水と一体となるためには裸足でなければならない。

むろん、健康維持にも一役買うことは間違いない。

昨年の映画「フラガール」の影響か。今回、若い女性や子どもたち、そして男性の参加も目についた。すっかり日本で定着したフラだが、その背景には指導にあたる諸先生方や関係者の努力と情熱があってのことだろう。益々のご盛況を祈りたい。

次世代のダンサーには三世めが出現している。親子三代、フラを踊り続けて来た環境は限られるが、ものごころ着いた頃から踊り続けている三世。フラが体に染みこんでいる。既に高校生となり、中心的な存在となりつつあるダンサーもいる。

フラは大変平和的な踊りのように思う。見ていて心地よい。亜熱帯の風が吹き抜けるようなさわやかさが残る。

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