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写真家の日常と表現

sunrise

映画「君の名は。」糸守湖のモデルともされる諏訪湖。

諏訪湖は隕石落下によって作られた湖ではありませんが、 糸魚川静岡構造線の沈降によって、断層面に形成されたものであり、 地球規模の地殻変動によるという点では、隕石落下を凌ぐスケール感です。 さらに断層面には多くの火山が点在、 写真はそのなかでも…

つれづれに思うこと

500px.com 写真は以前に撮影した、奥武蔵グリーンラインでの雪と光が織りなすコラボレーション 2017年、平成29年1月も既に二十日が過ぎた。各地で降雪被害が報道されている。 本格化した高齢化時代。 限界集落においての除雪、雪下ろしは、まさに命がけだ。 …

Morning Glow

「日本広告写真年鑑 1990年版」より撮影:1987年8月場所:青森県・青森港Canon F-1 FD80-200mm F4L青函連絡船最後の夏。朝焼けに照らされ、黄金色に輝く摩周丸の勇姿。翌年3月の青函トンネル開通と共に、その役割を静かに終えた。現在、摩周丸は「函館市青函…

朝焼け・日和田山・埼玉

関東の低山はかつて照葉樹林で覆われていた。 その片鱗は各地に点在する鎮守の森だ。 カシやシイが生い茂っている森をあちこちで見ることができる。 その点、写真のような落葉広葉樹、 とりわけ、コナラやクヌギは生活に必要なものをたくさん供給してくれた…

ご来光・日和田山・埼玉

新年のご来光を家族で拝する。 元旦は多くの人で賑わい、お祭り騒ぎなので、 我が家では2日に参拝することにした。 太陽を遙拝することで、初詣とする。 自宅から歩いて30分あまりのところにある小高い山。 小学生の娘二人の歩調に合わせていたら、 けっき…

シラカバ・増富・山梨

下記の続き。 一行と別れ、下山途中にて。 朝はまだ明けたばかりだ。 典型的な冬型気候が拡がり、快晴の空に、 やけにシラカバの木肌が眩しかった。 なぜか私は樹木に対してエロスを感じてしまう。 木肌と光の調和にも。 1995.12 Canon NF1 20-35mm F3.5 RVP

陽光を浴びて・気高・鳥取

黄金の光が降り注ぐ。 光の粒子が体内を貫き、 私の体は波に溶けて行くかのよう。 日本海に面して朝日を仰いだのはこの時が初めて。 前日は大山沖に沈む夕日も拝むことができ、 とても得した気分になる。 大いなる太陽に、そして私たちの暮らす地球に、感謝…

夜明け・燧ヶ岳(福島県檜枝岐村)

尾瀬・燧ヶ岳中腹。標高2100m地点で迎える夜明け。 山の端から太陽が顔を覗かせた瞬間、 燃えるような紅が木々を染める。 と同時に、私の体を鋭気が突き抜ける。 ほんのわずか5分ほどの出来事だった。 このあと空はにわかに雲で覆われていった。 折しも台風2…

光る池(長野県八千穂高原・白駒池)

朝の光が池に差し込んだ瞬間、 水面から立ち上るモヤが白銀の輝きを見せる。 次々と天を目指しては、湧き上がる水。 液体から解き放たれた水の歓喜が聞こえる。 変幻自在に姿かたちを変え、天と地を往来する水。 やがて夜明けの儀式が終幕を迎える頃、 目の…

雲ノ平の夜明け(富山県)

雲上の楽園とはこのような場所と瞬間を指すのだろうか。 普く照らす光はまさに大日如来を感じさせる。 極楽浄土への道はけして平坦ではないが、 一歩一歩歩き続けることで、皆平等に訪れる世界だと信じる。 そうでなければ、この世を生き抜くには辛いこと、…

コンタクト

数日来、断続的に雨が降っていた。 大雪山・旭岳避難小屋で二晩過ごし、下山を始めた時のこと。 山麓へと続く登山道は幅が狭く、濡れて滑りやすかった。 おまけに霧も立ちこめ、視界が悪く明るさに欠けていた。 あるカーブに差し掛かった瞬間のこと。 下から…

湿原の朝

随分古い写真だ。 もう20年以上も前になる。 私が24才の時に撮ったものだ。 埼玉の自宅から自転車を漕いで尾瀬まで向かった。 三脚、35ミリ、ブローニーカメラまで持って・・・ 元気が良いというか、バカというか。 とにかくエネルギーが余っていた。 何かに…

乗鞍岳

夜明け前。 山頂にかかる雲が真っ先に日に染まる。 折しもペルセウス流星群の極大日。 未明には幾多の光跡が流れていった。 神の山・乗鞍に朝の光が差し込む頃、 眠い目を擦りながら、登拝準備にかかる。 1999.8.13 長野・位ヶ原より乗鞍岳山頂方面を望む Ca…

ご来光

小学4年と6年の娘たちとその友人や知人とともに、夜の富士山に登った。 七合目を過ぎた辺りから、数人が体調を崩し、足並みが遅れた。 酸素が希薄なためおきる高度障害だ。 やむなく一昨年に引き続き、八合目(3100m)で引き返すことにした。 しかし、このま…

輝く入り江

天と海 いずれも「あま」と読む 遠い神話の時代、神々は天から降臨し、海から渡来してきた。 ひとつひとつの微細な生命力が魂の滴となって。 1995.9.19 青森・陸奥湾の夜明け Canon NF1 FD300mm F4L RVP

楽土成就

立山連峰、別山山頂で向かえた夜明け。正面に望むのは後立山連峰だ。 画面には無いが、対面には沈み行く満月が浮かぶ。 日の光と共に肉体に熱が宿る。 生きて新たな朝が迎えられたことを素直に感謝する瞬間。 私にとって山へ登ること・・・それは祈りに他な…