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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

水の季節 到来!

縁あって撮り始めた少女 小学2年生にとって 川の流れは激流にちがいない 現に幾度か波に押し流されながらも 流れに身を委ね 心地よささえ感じているであろう その姿に 彼女の未来を想像する なにものにも成りうる少女の可能性を記録すること それは自身の身…

自動車のフロントガラスに付着した霜の結晶

フロントガラスの霜 今朝は奥武蔵の里もキンキンに冷えたそのお陰で素敵な結晶が 車のフロントガラスに!!! ___________________ 撮影は出合いと発見の妙味 そして選択の連続の結果為せるものカメラは魂の記録装置 Energy、Spirit、Elo…

龍の潜む谷へ 3 名栗川源流・有間谷の森と渓

淵の主は 再生の光を浴びて この時期、淵の正面から太陽が顔を出すほとんど前山に沿って移動する 水と森と光の絶妙なコラボ 龍神 とは 水の偉大な力 ひいては山のエネルギーそのもの 空の神、水の神、そして大地の神とも言える すなわちそれは 地球 そして宇…

龍の潜む谷へ 2 名栗川源流・有間谷の森と渓

龍の目のごとく 龍の気配を求めて 有間谷の最深部は標高1,000メートルほどの山々に囲まれている 縦横無尽に整備された林道 更に沢には幾段にも繋がる砂防ダム その意味で、名栗川源流部の渓は見るも無残だ さらに2019年に襲った台風19号によって 森も渓も、…

龍の潜む谷へ 名栗川源流・有間谷の森と渓

いざ、龍の棲みかへ 人の気配で逃げるカルガモ 雨(雪)あがりの朝 今年始めての雨らしい雨が降った関東平野翌朝は晴れ間が覗き、温かい日差しとなった ここは奥武蔵・名栗川(正確には入間川)その支流の有間川に設けられたダム湖 最近では鳥やさんたちには…

名栗川源流 ウノタワからの帰路、道中散策

先日の続きです atarashism.hatenablog.com ウノタワ入り口での撮影を終え、林道をてくてく寄り道しながら車止めまで。 山の神入り口 山の神の鳥居 山の神を祀る祠 勝手に山の神と言ってはいるものの、定かではない この祠の周辺にはかつて数件の家があった…

名栗川源流 ウノタワ入り口 凍れる沢を求めて

夜半から記録的な寒波になるという天気予報をもとに、 今朝は未明に自宅を出、まだ暗い林道をてくてく1時間あまり歩いて、ようやく名栗川源流・ウノタワ入り口に着いた。なぜ、林道を1時間も歩かねばならないのかというと、一昨年(2019年)の大型台風19号に…

名栗川源流を行く 有間川の枝沢を訪ねて

今日も有間ダムの上流へ向かう寒波、寒波というものの、やはりかつてのような冷え込みにはならないようだ。 鏡面のように静かな有間ダム(名栗湖) チャート このような大岩が忽然と山中に露出しているものが多い。 奥武蔵の典型的な姿だ。 Ice Drops 石を抱…

名栗川→有間川→白岩沢 奥武蔵屈指の滝を訪ねる

沢のそこそこで氷柱が発達していた Ice Drops 有間川大滝(便宜上命名) 白岩沢の滝(便宜上命名) 滝の上部 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ↓↓↓のサイトもぜひ御覧くださいね(^_-)-☆ ■写真家 新逹也の世界 オフィシャルウェブサイトhttp://atarashism.com/ ■ロケー…

奥武蔵・棒ノ嶺・白谷沢を行く

杉の植林帯を行く 日本海側を中心に、夜半から記録的な寒波がやって来るということで、 そろそろ名栗渓谷の沢に氷(ツララ)が見られる頃かなと、 今年始めての名栗渓谷へ。 棒ノ嶺の白谷沢を、白孔雀の滝まで歩いてみた。 初めの滝 水面に氷は見られない 途…

名栗川源流を行く

名栗川源流 有間川の大滝 飯能市の名栗川(入間川)上流の結氷です。 このところの寒波の影響で例年より進行が早そうです。 年があけると雪が付着していることが多く、 まっさらな氷のみというのは美しさもひとしおです。 一つ一つの塊がいろんな顔にも見え…

平成27年高麗川増水 巾着田・天神橋遊歩道冠水 台風18号の影響

平成27年9月9日、台風18号の雨により、高麗川(埼玉県・日高市)でも午後には警戒水位に達し、通行止めや冠水が相次いだ。 【写真1 巾着田から古民家への誘導遊歩道 増水ピーク時には手前の柵まで冠水】 【写真2 巾着田から古民家への誘導遊歩道 天神橋の下…

雨上がりの高麗川 新井橋

高麗川に掛かる幾つかの木造橋の一つなんだけど、 雨に濡れた木目の光沢がとても美しく見えるんだ。 コンクリートやアスファルトでは、この味は出ないよね。 新井橋は地元では通称ガタガタ橋と呼ばれているのだけれども、 ある大洪水の時に、橋が冠水してし…

高麗川を歩いた 川のまるごと再生プロジェクト 現地確認 出世橋〜天神橋

*お知らせ* 今後、高麗川 川のまるごと再生プロジェクト関係の情報は 奥武蔵ネットニュース でお伝えして行きます。 本ブログでは当初の目的どおり、自転車で楽しみながら、 奥武蔵の素晴らしさを紹介できればと思います。 今後ともよろしくお願い致します…

鶴ヶ島市高倉 飯盛川・せせらぎの水辺へ

鶴ヶ島市高倉を流れる飯盛川を訪れた。 この川は、同地区の池尻池(写真)、雷電池に水源を発するとても小さな川だ。 真っ先に私の大好きな歌、童謡「春の小川」の詩が浮かんできた。 水草が繁茂し、トンボが飛びかい、水鳥たちが集まり、せせらぎが響き、 …

横手渓谷へ 消滅した渓谷美

日没近くになって、夕涼みのポタリング。 横手渓谷の日差しはとうになく、 はるか積乱雲だけが、残照に輝いていた。 ここに遊歩道が完成したのは、2012年2月のこと。 横手渓谷の美しさは・・・ - Wind of まどかblogs.yahoo.co.jp それまで樹木(もしくは草…

高麗川を歩いた 子どもたちの適応力に目をみはる! 巾着田〜摩利支天

何年ぶりかの「高麗川を歩く」プロジェクト。 今回は清流青空保育の会 ぽのぽのさんの主催で、 小中学生中心に、保育児の兄姉、保護者の方々総勢23名で歩いた。 行動時間は昼食を含め、およそ5時間。 スタート地点は、巾着田管理事務所前(トイレあり)とし…

高麗川 川のまるごと再生プロジェクト 日高市の場合

埼玉県西部を流れる高麗川・高岡橋上流。この写真画面向かって左側の林沿いに、大規模な遊歩道が造られようとしている。高麗川は流れの緩やかな場所が多く、その気にさえなれば、遊歩道など無くとも、いくらでも歩けるのだ。(2007年撮影) このプロジェクト…

高麗川を歩こう 水辺からの目線が人間力を養う!

出典:奥武蔵ネット 10年以上前の企画だが、地元小学校の子どもたちとともに、高麗川の源流を目指して歩いたことがある。数年間に渡った企画だった。 その後、忘れた頃になると、人づてに川歩きや、川の話をする機会があり、 来週、久しぶりに小学生中心に十…

水辺・ミヤマアカネの産卵

写真展・写真集「奥武蔵・彩」より撮影:1980年11月場所:奥武蔵・巾着田Canon F-1 FD 200mm F2.8 with Extension Tubeこの年の7月に父親を亡くし、ナーバスな日々を過ごしていた頃のこと。末の弟はまだ高校生。都内の貸しスタでスタジオマンとして修行中で…

有間渓谷

棒ノ嶺より流れ出した僅かな水は、やがて入間川に合流。東京湾へと向かう 元旦早々、知人から借り受けたNIKON D700の試し撮りです。 普段はCANONメインですが、隠れNIKONとしてD200を以前から使っていますので、 使用感に違和感はありません。 この日は曇天…

Whisper of the water

越辺川上流

越生梅林を抜け、更に上流へ。 黒山三滝は週末で混んでいたためスルーして、奥武蔵グリーンラインを目指した。

高麗川・靜流

本日はちょっとした記念すべき日だ。 というのも、このブログを再開した昨年の12月来、 ようやく過去の記事の更新が一応完了した。 いままで、更新するより、撮影するカットの方が多く、 なかなか撮影当日の更新が間に合わないでいた。 なので、常に過去に…

雨の巾着田

朝からぐずついた天気だったが、夜眠れたので体調はまぁまぁ。 母校の高麗小学校の会議に出席した。 実はこの春から学校評議員なるものを引き受けることになり、その定例会議だった。 会議と言っても、学校の現況報告に対し、感想、意見を述べるといったもの…

荒川源流・中津川・消えゆく流れ

今年はいろいろありすぎた。 2009年。良い年となりますように。 年の終わり、大晦日、己へのケジメとして荒川源流へ向かった。 自宅から車で1時間半。同じ県内でも秩父はやはり遠い。まぁ、北海道や長野、岩手県内を移動するほどではないが。滝沢ダムの…

朝霧に包まれた日

夜明けの高麗川を撮影した。 ごくありふれた朝のように思えたが、 にわかに湧き上がった霧に、全てが包まれていった。 少年の頃、朝霧は格別珍しいものではなかった。 小学校通学時、霧の中に見え隠れする一列に並んだ黄色い学帽は、 忘れることのない印象の…

越辺川の夜明け

冬の冷えた朝、外気と水温との温度差が生み出す、荘厳なシンフォニー。

心の病と共に・水辺の鳥たちに癒される

ずいぶんと久しぶりの更新となる。 長い間、心の病で苦しんでいる。病院に行く気力さえ湧かず、行かなければ・・・行かなければ・・・ そう思ってから2ヶ月が瞬く間に過ぎ、先ずは、アポを取るために電話をしよう・・・と思ってから、ひと月あまり、ようやく…

The ripple of the swamp