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奥武蔵に生きる写真家の表現と日常

奥武蔵

龍の谷でバイク女子を撮る 

前日の雨によってふんだんに水分を含んだ谷あいから、今朝はきっと水蒸気が雲となって湧くに違いない・・・そんなイメージを持って早朝いつもの谷へでかけた 朝霧の撮影は残念ながら期待を外れたがそのかわりというわけではないけれどこの朝は思いがけない写…

パノラマ 奥武蔵の主稜線 富士山から武甲山まで 顔振峠!

夜明けの奥武蔵主稜線 昨日の夜明けです 飯能市の顔振峠から 義経伝説によると あまりの見事な風景に 振り返り、振り返り 東北を目指したということから 付けられた名前 あちこちのビューポイントで 木々が成長し 著しく展望が損なわれている場所が多い中 こ…

月の出を撮る 月齢15日を過ぎた満月かな・・・

月の出 2021年1月29日の夕暮れ この日の早朝が満月(月齢15)なのだけど 前夜は雨模様のため、本日撮影 撮影地は埼玉県日高市の白銀平展望台 標高は低いものの、北東から南西までよく見渡せ・・・ていたのは過去の話 ここ数年、周囲の樹木が成長 年々視界が…

龍の潜む谷へ 4 名栗川源流・有間谷の森と渓

大日如来 ご来光 有間谷と本流の合流点 朝霧に揺らぐ光は まさに大日如来 または 天照大神・・・ 森羅万象 万物を司る 宇宙の根源・・・ ___________________ 撮影は出合いと発見の妙味 そして選択の連続の結果為せるものカメラは魂の記…

龍の潜む谷へ 3 名栗川源流・有間谷の森と渓

淵の主は 再生の光を浴びて この時期、淵の正面から太陽が顔を出すほとんど前山に沿って移動する 水と森と光の絶妙なコラボ 龍神 とは 水の偉大な力 ひいては山のエネルギーそのもの 空の神、水の神、そして大地の神とも言える すなわちそれは 地球 そして宇…

龍の潜む谷へ 2 名栗川源流・有間谷の森と渓

龍の目のごとく 龍の気配を求めて 有間谷の最深部は標高1,000メートルほどの山々に囲まれている 縦横無尽に整備された林道 更に沢には幾段にも繋がる砂防ダム その意味で、名栗川源流部の渓は見るも無残だ さらに2019年に襲った台風19号によって 森も渓も、…

龍の潜む谷へ 名栗川源流・有間谷の森と渓

いざ、龍の棲みかへ 人の気配で逃げるカルガモ 雨(雪)あがりの朝 今年始めての雨らしい雨が降った関東平野翌朝は晴れ間が覗き、温かい日差しとなった ここは奥武蔵・名栗川(正確には入間川)その支流の有間川に設けられたダム湖 最近では鳥やさんたちには…

止めどもなくあふれる涙。感動の涙ほど美しいものはない。

涙が止まりませぬ 一昨年9月、台風19号によって壊滅的なダメージを受けた奥武蔵の渓流。(なにも奥武蔵だけではありませぬが) 土、砂利、砂は洗い流され、岩は転がされ、苔はむしり取られ、おびただしい木々が倒されました。 そんな中、渓流の中にありなが…

森へ還ろう 自動車によって奪い取られた小さき命

森へ還ろうな! 山の神よ、この躯を優しく包んでおくれ! 喝っ!!! 未明の瞬間 キテンの躯 野生の証 ※テン(キテン)若い雌のように見える目分量推測 頭から尾までの長さ 50cm ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ↓↓↓のサイトもぜひ御覧くださいね(^_-)-☆ ■写真家 新逹也…

奥武蔵の渓流 いよいよ全面凍結!

全面凍結した白岩沢 名栗川源流の 支流・有間川 その枝沢、白岩沢 白岩とは、おおむね石灰岩のこと 奥武蔵には石灰岩の山や沢が多い 白岩沢という名称も、 複数存在する・・・ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ↓↓↓のサイトもぜひ御覧くださいね(^_-)-☆ ■写真家 新逹…

パノラマ 文字って タテラマ!!! 高麗山聖天院 本堂より朝日を望む

自宅から徒歩5分真言宗智山派 高麗山聖天院 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ↓↓↓のサイトもぜひ御覧くださいね(^_-)-☆ ■写真家 新逹也の世界 オフィシャルウェブサイトhttp://atarashism.com/ ■ロケーションフォト奥武蔵http://locationphoto.okumusashi.net/ ■Faceb…

魂のふるさと ひかりのくに

1月18日の夜明け 1月18日 高麗郷の夜明け今日は末弟の誕生日すでに他界して丸4年どこかで彼の魂は浮遊しているのだろうか 人は亡くなると その魂は ふるさとともいえる 光の国へ還る そこですべての魂と融合 混在一体となった魂の集合体は 宇宙のすべての情…

名栗川源流 ウノタワからの帰路、道中散策

先日の続きです atarashism.hatenablog.com ウノタワ入り口での撮影を終え、林道をてくてく寄り道しながら車止めまで。 山の神入り口 山の神の鳥居 山の神を祀る祠 勝手に山の神と言ってはいるものの、定かではない この祠の周辺にはかつて数件の家があった…

岩を抱く・・・Instagram atarashism

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名栗川源流 ウノタワ入り口 凍れる沢を求めて

夜半から記録的な寒波になるという天気予報をもとに、 今朝は未明に自宅を出、まだ暗い林道をてくてく1時間あまり歩いて、ようやく名栗川源流・ウノタワ入り口に着いた。なぜ、林道を1時間も歩かねばならないのかというと、一昨年(2019年)の大型台風19号に…

名栗川源流を行く 有間川の枝沢を訪ねて

今日も有間ダムの上流へ向かう寒波、寒波というものの、やはりかつてのような冷え込みにはならないようだ。 鏡面のように静かな有間ダム(名栗湖) チャート このような大岩が忽然と山中に露出しているものが多い。 奥武蔵の典型的な姿だ。 Ice Drops 石を抱…

名栗川→有間川→白岩沢 奥武蔵屈指の滝を訪ねる

沢のそこそこで氷柱が発達していた Ice Drops 有間川大滝(便宜上命名) 白岩沢の滝(便宜上命名) 滝の上部 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ↓↓↓のサイトもぜひ御覧くださいね(^_-)-☆ ■写真家 新逹也の世界 オフィシャルウェブサイトhttp://atarashism.com/ ■ロケー…

奥武蔵・棒ノ嶺・白谷沢を行く

杉の植林帯を行く 日本海側を中心に、夜半から記録的な寒波がやって来るということで、 そろそろ名栗渓谷の沢に氷(ツララ)が見られる頃かなと、 今年始めての名栗渓谷へ。 棒ノ嶺の白谷沢を、白孔雀の滝まで歩いてみた。 初めの滝 水面に氷は見られない 途…

わんこの散歩 裏山の山の神に新年のご挨拶

AQUOSで撮影 早朝、わんこと共に、自宅の裏山にある山の神に新年のご挨拶に行ってきた。 元旦から穏やかな日がずっと続いている。 反面、関東が晴れということは日本海側は雪模様ということか。 こちらは雨が全く降らないで困っている。 空気は乾燥し、庭に…

高麗山 聖天院 山門の風神、雷神様

雷神様 雷神様の指先 風神様 埼玉県日高市の高麗山聖天院、正面入口を入ってすぐのところに、風格を感じる山門がある。この山門の両脇に鎮座する木像の風神様、雷神様。高さおよそ2mほどか、江戸期のものらしいが、その凄みのある風貌は、結界を守るには十分…

新春大護摩供 高麗山聖天院

毎年1月3日は聖天院(埼玉県日高市)で新春大護摩供が行われるます。 ここ数年、欠かさず撮影しているものの、 なかなか納得のゆくものが撮れないでいます。 それでも、行けば必ず何かしら新しい出合いと発見があるもので、 頭の中ではすでに来年の撮影に…

高麗山聖天院大晦日のご来光

高麗山聖天院大晦日のご来光 令和2年、大晦日の日の出は、 自宅から徒歩3分の聖天院本堂から。 ここからの眺めはとても素晴らしいです。 東京スカイツリーと富士山のどちらも望むことができ、ふるさと・高麗郷を一望するには最高のビューポイントだなぁと。…

名栗川源流を行く

名栗川源流 有間川の大滝 飯能市の名栗川(入間川)上流の結氷です。 このところの寒波の影響で例年より進行が早そうです。 年があけると雪が付着していることが多く、 まっさらな氷のみというのは美しさもひとしおです。 一つ一つの塊がいろんな顔にも見え…

「高麗の臥竜松 こまのがりょうまつ(黒松)」埼玉県日高市 推定樹齢400年

臥竜松とは、龍がまるで伏せているような姿に見えるところからその名がついた。拙宅の主、守り神として庭の中央に鎮座している。 推定400年の根拠は、 1899年(明治32年)生まれの祖母が18歳でこの家に嫁いできたときに樹齢300年経っていると曽祖母から伝え…

師走の大安吉日 高麗神社お宮参り

師走の30日、高麗神社は新年を迎える準備で大わらわ。 なれど本日は大安吉日、ご参拝に訪れる人々が後を絶ちません。 凜とした大気は今年一番とも思える日本晴れ、 鳥居に添えられた真新しいサカキが新年が近いことを物語っています。 その麗しき良き日の本…

2017年冬至 聖天院 ご来光

冬至の夜明けはいつになく荘厳さを感じるものです。それは、おそらく新年を迎える光よりも有り難いものだと自分の中では思ってのこと。 1月1日がどのような経緯で現在の暦の日付になったものかは存じませんが、冬至こそ、いちねんの始まりに相応しいように思…

星降る夜は ふたご座流星群を狙ってはみたものの

正直、ふたご座流星群の極大を狙って撮ったのですが、写りませんでした。目視では幾つか見られたのですが、レンズが暗かったせいでしょうか。 それにいたしましても、夜空のなんと明るいことでしょう。少年時代の闇夜がなつかしい。その頃、夜の寺に近づくな…

つれづれに思うこと

500px.com 写真は以前に撮影した、奥武蔵グリーンラインでの雪と光が織りなすコラボレーション 2017年、平成29年1月も既に二十日が過ぎた。各地で降雪被害が報道されている。 本格化した高齢化時代。 限界集落においての除雪、雪下ろしは、まさに命がけだ。 …

異例の初雪

末弟の本葬の日、11月だというのに奥武蔵では異例の降雪に見舞われました。しかしまた、おかげで忘れ得ない日ともなったのでした。ある意味、黄泉の国への旅立ちには相応しい天気だったとも思えますし、波乱含みの末弟の人生を物語っているようでもありまし…

宵の満月

奥武蔵の山上から望む満月は、やけに赤かった。東京上空を覆う、スモッグに遮られ、高層ビル群もまったく見ることができなかった。 この尾根は名栗川と高麗川を分ける分水嶺。いずれも荒川の流域となる。飯能市から入間市、狭山市、せいぜい所沢市あたりまで…